Skip to content

⑦紛れ込みの写真

上記は日本滑空史保存協会の河辺が保存していた写真ですが、その出展がわかりませんでした。機体の詳細もわかりません。今回佐藤博史資料の中から関連していると思われる写真下記が出てきました。はっきりしているのは前田建一とその工場関係者が2名写っています。皆様にお尋ねいたします。この機体?なんであるかお判りでしょうか。昔伊藤飛行機で作っていた機種に似ていますが、まさか前建師匠がこれに手を出すとは考えにくいのです。

1946年以後の写真ですね。グラスファイバー製の機体の前で、説明されているのは「葉啓聰」その人ですね。となればこの場所は東京大学の中でしょう。さて、葉啓聰は7機の滑空機を作っていますが、この機体の記録を見たことが無いのです。今から探しておきましょう。

写真には添付された紙片あり。「ドイツで初めてプライマリーの飛行機曳航のテストの時の写真である」と佐藤博の直筆で書かれている。どうも冊子の切り抜きと思われる。飛行服も重装備だが機体の張線も物々しい。